現在アメリカで行われているハロウィンは、ケルトの風習の色が濃いお祭りです。 家の外に置かれた食べ物は、子供たちが“Trick or Treat!”と言ってもらうお菓子に変わり、 カボチャのオレンジが“収穫”を表し、飾りや仮装で使われる黒は“死”を表しています。 たくさんのアイルランド人がアメリカに移住していった時に、ハロウィンを持っていったんですね。

イギリスでは、ハロウィンと11月5日のガイ・フォークス・デイという火祭りが一緒にされて、 ハロウィンを祝う習慣が廃れてしまったそうです。

ハロウィンの日は、結婚、幸運、健康、死について占うのに適した日なんだそうです。 今でもアイルランドやアメリカでは、ハロウィンに占いのようなゲームをします。 いくつか、簡単に出来そうなおまじないをご紹介です。


  ハロウィンの真夜中に、リンゴを食べて、後ろを振り返らないで鏡を見ると、
  将来結婚する相手の顔が見える・・・。

  リンゴの皮を一度も切らずに剥いて、左肩越しに後ろへ投げます。
  その皮の落ちた格好が、あなたの真実の愛の相手のイニシャルになっているでしょう・・・。

  真っ暗な部屋に、蝋燭を一本だけ灯します。そして、鏡を背にして、部屋の真ん中に座ります。
  リンゴを9つに切り、そのうち8つを食べながら、知りたいことを静かに心に浮かべます。
  そして、9つめを左肩越しに後ろへ投げ、左肩越しに鏡を振り返ってください。
  すると、光や影が質問に対する答えを告げる形となって見えてくるそうです・・・。

  殻に入った木の実を二つ用意し、それぞれに男女の名前を書いて火のそばにおきます。
  両方が燃えていれば、二人はうまくいくカップルですが、片方だけが弾けてしまうと、
  問題の多い結婚生活が待っているでしょう・・・。


お気づきかと思いますが、リンゴに関係するおまじないが多いですね。 これはおそらく、ローマの果実の女神ポーモーナと関係がありそうです。 この他にも、一年以内に死ぬ人を占うもの、結婚/一生独身かを占うものなどなど、 ハロウィンのおまじないはたくさんあります。 ぜひ、今年のハロウィンにはお試しください。




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